家具メーカー、ナガノインテリアの展示会デザイン。
海外での展示会の為、現場で調整可能な、簡単に組み立てと解体ができる輸送可能な什器を設計。
少ない部材で自立する凧の様な構造を持ち、裏に照明を配置すると、
行燈のように光る照明計画と一体となった什器デザインに。
サイズに変化を与え、視線のコントロールや空間を柔らかく区切る屏風の様に機能する。
メーカーの歴史とこだわりを伝える、柔らかな光を放つ会場デザイン。

長く使い続けることのできる、自由にカスタマイズの出来る、様々な場所で使える、
ナガノインテリアの3つの理念を体現したような展示デザインとして、簡単に組み立て解体ができ、海外へ輸送可能な什器を設計。
角材とターポリンを金物でジョイントし、ターポリンにテンションをかけることで、
自立する凧の様な構造を持つ。先端に取り付けた金物でテンションの調整が可能となっている。
展示内容が変化してもターポリンを変えれば繰り返し使用可能で、接合部にはすべてボルトを使用することで、一部の部品が破損したとしても、部品の交換のみで修理が可能な仕様となっている。
先端のオリジナル金物は仕上げを粉体塗装とすることで、有機溶剤を使わずCO2排出も抑えた仕様としている。