循環する『土』と、大地とつながる空間づくり
JAPANSHOP2024
2024.03.
space:東京ビッグサイト
Exhibition
client:淺沼組
全体ディレクション:さとう 未知子
技術開発:淺沼組技術研究所
Design:SOL style
Graphic:SOL style + Ryono
Photo:Tomohiro Saruyama
2024.03.
space:東京ビッグサイト
Exhibition
client:淺沼組
全体ディレクション:さとう 未知子
技術開発:淺沼組技術研究所
Design:SOL style
Graphic:SOL style + Ryono
Photo:Tomohiro Saruyama
JAPANSHOP 2024 淺沼組
テーマ:「循環する『土』と、大地とつながる空間づくり」
土という再生マテリアルを探る
人間にも地球にも、よい循環を建設できなければ、建設業の未来はない。
そう考える淺沼組が、脱炭素やサステナビリティに対応する新しい素材や技術の開発、サービスの提供に取り組み、
「自然とのつながりは豊かさをもたらし、いずれ大地に還すことで環境負荷を低減する」その考えのもと、自然循環と共にある空間づくりを提案します。
ものづくりの面白さを感じるワクワクするブースを目指し、『還土ブロック』や、特許出願中の『立体木摺土壁』に加え、会場で職人の方が塗る湿式の土壁など、さまざまな土の表現の質感や色味を感じられる。
私たちの身近にあり、地産地消である「土」をアップサイクルしてつくった素材開発の展示を伝わりやすく、感じやすい、
R壁に大きく記載されたCONCEPTワードに包まれるブース構成としました。
積層、塗り、光を通すものと、使用用途に応じて見えてくるその表情は幅広い。
元となる土の採取場所によって、質感も変化する。壁面に大きく配置された文字は、「読む」のではなく、全体を通じて感じてもらうために、文字の大小を用いてランダムに配置した。
真っ白に文字が大胆にレイアウトされた、全体を包み込む曲面の壁面が、光を柔らかく反射し、素材の質感を際立たせる。真っ白な床と壁面に回り込む光によって、「土」がしっかりと映え、素材と向き合える。